防災についてのワークショップ@Ibashoフィリピン

フィリピン・オルモック市のバゴング・ブハイ(Barangay Bagong Buhay)への2018年2月の訪問時には、防災についての意見交換も行いました。
オルモック市のあるレイテ島は、2013年11月の台風30号(台風ヨランダ/Yolanda)で大きな被害を受けました。2017年7月にはこの地域には珍しいM6.5の地震が発生。2017年12月にも台風26号(台風ウルドゥヤ/Urduja)、台風27号(台風ヴィンタ/Vinta)という大きな台風が通過するなど、度々、災害に見舞われています。
Ibashoプロジェクトのメンバーとは2017年7月の訪問時にも防災についての意見交換を行いましたが、今回は、これから建設するIbashoプロジェクトの拠点は防災についてどのような機能を持たせることができるかについて、改めて意見交換しました。

まず参加された方から、バゴング・ブハイ内で台風や地震の際に避難できることができる場所をあげてもらいました。避難所になる場所としてあげられたのは以下の通り。

□プロック1/5(Purok 1/5)

  • 小学校(Bagong Buhay Elementary School)

□プロック2(Purok 2)

  • デイケア・センター(Day Care Center)

□プロック3(Purok 3)

  • Lさんの家:大きくて台風ヨランダでも被害を受けなかった

□プロック4(Purok 4)

  • バランガイ・ホール(Barangay Hall)
  • 多目的室(Multipurpose Room):この日のワークショップを開催した場所
  • チャペル(Chapel)

□プロック6/7(Purok 6/7)

  • 赤十字のデイケア・センター(Red Cross Day Care Center)
  • Hope Building

バゴング・ブハイは7つのプロック(Purok)で構成されていますが、それぞれのプロックに避難所にできる場所があることを確認。
次に災害への備えについて、個人でできること、(個人ではできないが)バランガイで備えておくべきことを意見交換。
個人でできる備えとしては、薬、缶詰などの食品、ペットボトルの水、ブランケット、ロウソク、水に濡れないようペットボトルに入れた服などの準備があげられました。
一方、バランガイで備えておくべきこととしては、水のタンク、発電機、簡易トイレの準備、避難所を開く準備などがあげられました。
2013年の台風ヨランダでは、台風が通過した3~5日後にはNGOなどから支援物資が届いたことも確認。NGOなどから届いた支援物資でもっとも助かったのは食料、薬だったという意見もありました。逆に台風ヨランダ後にもっとも困ったことは停電が(1ヶ月ほど?)続いたこと、携帯電話のネットワークがダウンしていたことがあげられました。

最後に、これから建設するIbashoの拠点が担える防災機能についてアイディアを出してもらいました。参加された方から出されたのは次のようなアイディア。

  • 病気だったり、怪我をしたりなど助けが必要な住民を助けるための拠点にする
  • 水、缶詰、ブランケットなどの備蓄。これらはメンバーの家に余っているものを持ち寄って備蓄しておけばよい

この他、市役所でも防災についてのプログラムが提供されているので、どのようなプログラムが提供されているか、市役所に確認してはどうか? という提案も行われました。